先週の8日が雨だったため、春から楽しみにしていた那珂川下りは無理かなっと思っていたが、 15日は寒いながらも何とか行けることになった。 今回の急な召集での参加者は、部長のマッキー、部員No. 3のKuroとその婦人で部員No. 4の ミッチーの3人。 このメンバーで前回の阿武隈川に引き続いて下ることになった。
AM5:30に須賀川インター近くのコンビニに集合。 気温0℃。こんな時期に川下り!? 2台の車で栃木県烏山に向かい、7:30には下野大橋下の川岸に到着。 出廷しやすい広い河原。 こんなカヌーしやすい川を下るのは久々だ。 ゴールとなる新那珂川橋まで 、Kuroとミッチーが2台の車で向かい、1台を残してスタート地点まで戻ってくる。 その間に僕は2艘のフォールディングカヤックを組み立てる。 丁度組み上げた時に2人が戻ってきた。 Kuroは自分のインフレータブルボートに空気を入れる。 この船は最近インターネットで格安で入手したもの。 先月の阿武隈川初出廷の際は空気が入らず苦労した代物だ。 今回はその反省を踏まえ、しっかりした空気入れを借りて来て、パンパンに空気を満たしている。
丁度9:00に出廷。 実はミッチーは一人で漕ぐのは初めて。 前回、僕とツインで乗ったものの、 ほとんど僕が漕いでいたのでかなり不安を感じる。 この時期の沈は笑えないくらい寒いので、 ドライスーツ一式をかして、万が一に備えることにした。
水深も、水量も、流速も申し分無く、そして適度な間隔で適度な瀬 (1級から2級) が続き、 飽きさせない川だ。 Kuroもミッチーも後ろから見ると不安だらけの漕ぎ方だが、 流れに乗って気分よく船を滑らせている。 日が照っていないため分かりにくいが、 崖の上に見える木々はきれいに紅葉し、風情ある景色が続く。
鮎の時期が終わり、川の釣師は別の魚を狙っている。 大きな大きな魚。 この場でその名前を書く訳にはいかないが、機嫌の良い釣師がその大きな魚を一本くれて、 お腹の○○○を取ったらおいしいぞと与えてくれた。 そのお魚のお腹はパンパンに膨れ上がっていた。
半分の距離の8kmを漕ぎ、丁度11:00に河原に上陸し、ランチタイムにする。 ガスストーブでお湯を沸かし、温かいコーヒーを入れる。 冷えた体が甦る。 この休憩中にお魚のお腹を開いて、たくさんの○○○を取り出す。 今晩は○○○ご飯だ!! よく見ると、川のあちこちにその魚の姿が。 川を遡って力尽きた姿も、たくさん見える。
後半戦。 すぐに大瀬橋下の長い瀬。 ライン取りに苦労しそうな浅瀬もあったが、 3人とも無事通過。 この辺からミッチーの気が大きくなってきた。 確かに貸した船は巾が広く安定しているので、めったにひっくり返ることは無い。 初心者が乗って川下りを好きにさせるには良い船と川の組み合わせだ。
終盤の13km地点に2.5級の瀬があったが、高い波を浴びてもそれが心地よい。
でも僕はパドルのブレードが2枚とも漕いでいる最中にズレ抜けて、
漕ぐことが出来なくなり一瞬ヒヤッとした。 やっぱり新しいパドルを買おう。
気がつくとゴールの新那珂川橋。 PM1:20到着。 一日中雲が厚く、すっきりしない天気だったが、無 事漕ぎ終えて気分は満足。 さすがにメジャーな川だけあって、カヌーをたたむ間も何艘かのカヌーが流れていった。
気に入った。 今度は、晴れた5月くらいにもっと長い距離、出来ればキャンプをしつつ下ることを計画しよう。